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ひーちゃんのつぶやき

一汁一菜とは

2017-06-15
 現代の食事はご飯と何品かのおかず、おかずと言っても冷凍食品やインスタント食品などで、私も帰りが遅くなればすぐ食べられる冷凍食品やコンビニ弁当・出先でカレーやラーメン・パンを食べて帰るのである
 朝食はバナナ・ゼリー・グラノーラ・野菜ジュースなど簡単に済ませ、昼食はご飯とおかず一品・夕食もご飯とおかず一品だ。会食に出る時はみんなが取ってくれるのでたくさん食べるのであるが、油っぽくあまり身体に良くないものばかり食べている。
 家ではヘルパーさんが身体に良いものを作ってくれるので助かっていますよ、私ももうすぐ50歳になるので、健康面では気をつけていますが、つい冷凍食品やインスタント食品・お茶漬けなどで済ませています。

 きちんと食べなきゃいけないと思っていてもなかなかできない、仕事で疲れ子育てで疲れて今日何作ろうと考えるだけでも大変です、そこで昔の庶民の暮らしの食事にはおかずはなくご飯とみそ汁だけだったのです、みそ汁を具だくさんにすればそれで充分なのです。
 「一汁一菜」のできあがり、これだったら料理の上手下手・男女の関係もない、ひとりからできるし10分もあれば食べ始められます。
 栄養面でいえば、日本人はずっとこれを続けてきたのだから。
 
 人間だから時には肉や卵・いろんな物が食べたくなる、みそ汁にいろんな物を入れてもいい、一汁一菜のほかにハムエッグや好きな物を食べてもいいのではないでしょうか?
 一汁一菜は基本にし後は自分のアレンジで食事を楽しむ、楽しみながら食事をする事は身体や心にもいい事、時短でできるので家族の会話も増える事になる。
 ひとり暮らしの方はアレンジの仕方で栄養も摂れるのではないでしょうか?

 江戸の長屋で暮らしている人々の場合、暮れ六つ(日没=午後6時ごろ)に男性が帰って、湯屋に行って湯を浴び、それから食事となり、一汁一菜、ないしは一汁二菜と香の物程度を食べたといい、おかずとしては夕鯵(ゆうあじ)と言うように、夕方に魚河岸にならんだ新鮮な「鯵」や「こはだ」が喜ばれたという。
 ただし、庶民にとっては一汁一菜も日常の食事としては贅沢なものであり、通常は「おかず無し」、つまり、ご飯・汁・漬け物のみというのが日常の食事スタイルであった人も多いともいう。
 玄米で食べれば米は完全食であり、味噌汁で大豆蛋白を補えば栄養学的にはそれで充分なのである。

 1日30品目を食べようと言っていたが、それは間違った栄養信仰であった。
 「栄養が不足しないように、サラダを食べたり野菜ジュースを飲んでいる」という周囲の友人は「1日30品目」を目指しているように思えるのです。

 食事は楽しい事ですが実は体力が必要なのです、食べものを消化するにはエネルギーが必要だということです。
 食べた後、眠くなるのは体力の回復のためかもしれませんね。

 一汁一菜とは「質素な食事」と言われていましたが、近ごろは「バランスのよい食事」として見なおされています。

 健康でいたいのなら月に一度は「一汁一菜の日」を設けてみてはいかがでしょうか?
長平良 洋史
株式会社かめ
〒790-0878
愛媛県松山市勝山町2丁目155-1
メゾンドール勝山205号
TEL:089-961-1401
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